フジテレビ系で放送されている新ドラマ「残念な夫」の第1話を見ました。
残念側の感想を少し書こうかと思います。
女性目線
この「残念な夫」ですが、タイトルどおり「女性目線」のドラマなんですね。
多分ですが、世の中の夫諸君も「身の置き所がない」気持ちで一緒にドラマを見ていたのではないか?と思います。
夫の言い分
玉木宏さん扮する残念な夫ですが、なかなか面白いキャラになっていました。
でも、よくある夫像にも見えますので親近感は湧きましたね。
それに、第1話では良き夫で良き父であると思っているシーンも描かれていましたが、多分みんなそう思っているんじゃないかな?
仕事が基本
言い分の一つに「仕事が基本」と言うのがあると思うんです。仕事さえしていれば「良き夫」のポイントを稼いでいるみたいな。それが、お金を自由に使うと言う意識にも連動していると思うんですね。
育児は女性の仕事
ドラマ中も倉科カナ演じる奥さんにめちゃめちゃ怒られてましたが、無意識に「育児は女性」と思っているのが男です。これが多分一般論では普通だろうと・・・。
趣味はロマン
これも男からしたら共感できる部分です。仕事ばかりじゃつまらないので、自分の好きなことにはトコトンお金も使うと言うのは凄くわかります。趣味は人生の大事なエネルギー源でもあるのです。
家庭を支えているのは男
これも古い考えではありますが、無意識のうちに「家庭を支えているのは仕事をして稼いでいる男だ」と言うのが刷り込まれています。なので、自分の居場所(テリトリー)が無くなった時は激しく抵抗するんですね。
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身に覚えのあること
今まで書いたことは、女性から見れば「何を言っているの?」と怒られそうなことばかりですよね?
私も思い出せば身に覚えがあることがたくさん描かれてました。
子どもに関わっていないとか、他人毎のように「手伝おうか?」とか、「大事な時に居ない」とか。
これは言われれば「なるほど、確かにそのとおり」と言うことになるんですけど、逆に言われないとわからないことがたくさんあるんですよね。
女性は「そんなこといちいち言ってられない」と反論するかもしれませんけど、男はそういう生き物なんですね。少なくとも私はですが(笑)。
男は子どもの頃から家の中のことは全て母親なりにしてもらって、それが「当たり前」になっています。
それがとても大変なことだとか、ありがたいことだと言うことに気づかないのです。
それが表面化するのが「結婚」です。
夫は女性が教育するもの
これも「面倒くさい」と怒られるかもしれませんが、やはり夫を教育するのは奥さんの役目なんですね。
これができるかできないかで、残念な夫のままか、少しはマシな夫になるか、素敵な旦那様になるかが決まると思います。
結婚したって他人なんですから、一緒に暮らせばいろんなことが起こるし見えてきます。
育った環境も違いますからね。
結婚前はどんなに素晴らしい人でも、いざ一緒に暮らし始めると「あれっ?」ってことが普通だと思います。
それに驚くことなく、ぜひ奥様方の広い心で夫を教育してあげてほしいと思います。
なかなか楽しいドラマでした。以後も楽しく見させてもらおうと思います。