風邪の季節です。私も風邪を引いてしまって・・・。
昼間はそれほどでもないんですが、夜(特に布団に入ってから)になると咳がひどくてなって眠れないんですよね。
そんな時ってどうすれば良いのでしょうか?
咳とは
普段の生活をしている場合は、咳と言えば風邪を引いた場合が一般的ですが、それ以外にも咳が出ることがあります。
そもそも咳とは喉や気管、気管支の粘膜が刺激を受けることによって起こる防御反射なのです。異物が体内(気管)に入ったことにより、それを排出しようとして咳が出るわけですから、反応としては防御機能が正しく働いていると言えます。
これ以外にも、タバコを吸っている場合などでも咳が出ることがありますし、腫瘍などのできものによっても咳が出ることがあります。原因は異物による防御反射と言いましたが、咳が出る場合はとにかく病院に行ってしっかりと診察してもらうことが肝要かと思います。
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夜咳が止まらない原因
では、夜になると咳がひどくなって止まらなくなるのはどうしてなんでしょうか?
夜に咳がひどくなる理由としては
副交感神経によるもの
と言われます。特に、副交感神経の働きで気道が狭くなってしまうのです。そうなると、昼間と比べて呼吸しているだけの刺激でも、気道が狭くなっていることによって咳を誘発するほどの刺激となり
夜(特に寝ている間)になると咳がひどくなる・・・
と言った現象が起こることになるのです。さらに、咳自体も刺激を起こしますので、咳が咳を呼び止まらなくなくなってしまうのですね。
咳をしているとお腹の筋肉も使いますから疲れますしね。何とかしたいものです。
夜咳が止まらない時の対処法
どうすれば咳を止めて再び安眠に就くことが出来るのでしょうか?
水分をとる
まず簡単な方法としては「水分をとる」ことが挙げられます。ただし、冷蔵庫にある冷たい飲み物ではなく、常温にした水やお茶などが良いでしょう。
ガブガブ飲むのではなく、ストローなどで少量飲むのが良いとされています。
マスクをする
マスクをして眠るのも対処法の一つ。予防法とも言えるかもしれません。
マスクをすることで自分の口と鼻を多くことになり、冷たく乾燥した空気を直接吸うことが避けられますし、自分の呼吸によってマスクの中に適度な湿気を保つことができるので、咳を予防することにつながります。
横向きになって眠る
仰向けで寝ると、肺や気管が重力で押さえつけられるような力を受けることになるそうです。そこで横向きに眠ると、その刺激を軽減することができるんだとか。
こうすることで、狭くなった気道が広がるのと、イビキをかく人はその予防にもなります。
湿度を上げる
冬場は空気が乾燥します。その乾燥した状態が喉にはよろしくないのです。
加湿器などがあるお宅ならば、寝る前に適度な湿度を保つようにしておくことが良いでしょう。
加湿器がない場合は、濡れタオルを部屋の高い場所に吊るすことで湿度を上げることが出来ます。
寝る前にハチミツをなめる
ハチミツは咳止めの効果があると言われます。いわゆる咳止めシロップと同じ効果があるそうなんよ。これを
スプーン1杯から2杯程度、そのまま飲むだけ
で咳予防になるのです。
ショウガ湯を飲む
ハチミツと同様に、咳を止める効果としてショウガ湯が良いとされています。
ショウガは身体を温める効果もありますし、風邪に効く民間療法でもありますよね。
寝る前にショウガ湯を飲むことも風邪の治癒と咳予防、まさに一石二鳥の効果が期待できます。
人によっては効果が顕著だったりそうでなかったりするものもあるかもしれませんが、あくまで個人差がありますからその点はご承知おきいただければと思います。
効果が期待できるものから試してみてはいかがでしょうか?
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