7話の「ゆとりですがなにか」のネタバレ感想です。
ゆとり世代の問題をテーマに展開してきたこの番組。正和と山路とまりぶ、このトリプル主演の3人は「ゆとりではない」と思われましたが……。
ゆとりモンスターの山岸だけがゆとり!なのだと思いきや……なんだかだんだん雲行きが暗くなってきます。
今回の7話を見て、この3人の中で誰がゆとりっぽかったか?を考えてみます。
正和は、ゆとりではない?その上のさらに上の世代?
陽気な性格をしてふざけているだけで、正和はほぼ「ゆとり」ではないでしょうね。
そもそもゆとりとは、
特定の、山岸のような若者たちを指す
のだと思うのですよね。多少は若者を見下した言葉だと思いますが、正和は人に何か言われるようなことをしてないような気もしますよね。
この7話では、結婚話の立ち合いで、相手の女性の「お父さんのことは嫌い!」と率直に言い放っていますが……これは頑固な性格のせいで正和の恋人だった娘をお父さんが軽視しちゃったせいなのですよね。
つまり、注意しただけ!
ゆとりと言われて笑われるような人物ではないはず。むしろ、人生の先輩である人物を叱れるほどの人格者と言えるかも!
ゆとり世代という言葉を使ってしまう老人たちのさらに上を行く「器」なのが意外にも1番ふざけているように見える正和と考えることもできますね?
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まりぶはダメ!不倫はダメ絶対!ゆとりとかの問題ではない…
まりぶは不倫しちゃいましたね。しかも、正和の妹の「ゆとり」ちゃんと。離婚はしたのでしょうか?その辺りはまだ不明ですが、おそらくしたものだと想像できます。
子供も妻も放っておいて、大学生ぐらいの若い娘と、行くところまで行ってしまい、あとは逃避行?でも、もう逃げられないでしょうね。兄の正和が許さないと思いますね。まだ友達のようなものでいられるのでしょうか?
ゆとり世代どころか、人として間違ってしまっている気が……。不倫をしないまりぶはカッコイイのですが、「やっぱり」まりぶは、まりぶ。そうなってしまう(人をたぶらかす?)運命なのかも?
山路は、第2のまりぶに突入しつつある。彼が1番のゆとり?
ゆとり世代の言葉の意味を悪くとると
「自由すぎてあまりモノを考えていない人たち」
っていうイメージがあるのですが。ゆとり世代の大半は、けっこうしっかり者で、実際のゆとりはいないのだと思いますね。
でも、7話の山路を見ていると、ちょっと彼、ゆとりっぽいと感じてしまいます。先生でありながら、生徒の親……しかも人妻と不倫しそうになるし。さらに、自分を裏切ってばかりの元・恋人or元・実習生の女の子にもいまだ振り回されています。しかも、この山路くん、喜んでいますよね?しっかりしろ~!と喝を入れたいぐらいです。
まりぶは遊びなれていそうですが、山路は女性に慣れていないのに、よくわかっていないまま(恋愛経験ほぼなし!)、ヤバい道まで突っ走っていきそうな予感?というかもうちょっと足を踏み入れていますよね?
ゆとり世代と言われてしまわぬよう、他の誰かにつっこみレベルでもいいから「人生のヤバさを知らせてあげたほうが」いいかも?
個人的には、3人の中で1番ゆとりっぽいのは山路なんですよね。