なんと、『きみはペット』が13年ぶりにドラマ化されるようです。
良い作品は確かに良い!
と言われればそれまでですが、度々ドラマ化されている作品があります。
今回はそんな作品を掘り下げていきます。
なぜ過去のヒットドラマが再びドラマ化される?
ドラマを考える場合に、
- 新しいドラマを制作するよりも、誰もが覚えている作品をドラマ化した方が視聴率を取りやすい
- 過去にヒットしているのでヒットする可能性が高い
いう仮説を成り立ちます(という気がします)。
そのため、過去のヒットドラマは度々ドラマ化されます。その時はその作品を知っている世代と知らない世代がシンクロしますので、ドラマが生活の中に溶け込みやすいのかもしれません。
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本当に再ドラマ化はヒットするのか?
それでは本当に過去のドラマを再ドラマ化するとヒットするのでしょうか?
白い巨塔
過去に日本で5回、韓国で1回のラマ化をされています。最後に日本で再ドラマ化されたのは2003年。フジテレビで放送されたシリーズは全21回で、視聴率は19パーセントから21パーセントと高視聴率でした。
因みに、主役である財前五郎役は唐沢寿明でした。世代によっては田宮二郎という人も多いでしょう。
ドラマの内容は、野心の強い財前五郎が浪速大学の教授を目指して出世していくサクセスストーリーですが、教授になるための布石となる海外で行なわれる学会で論文発表する事しか頭になかった財前は、手術で医療ミスを犯してしまいます。その医療ミスを巡り裁判に発展し、最後は自身がガンを発症して亡くなってしまうというストーリーでした。
1963年にサンデー毎日で連載されていた物でしたが、良い物は時代を超えても良いという事が証明されたドラマでした。
この他、華麗なる一族、不毛地帯なども再ドラマ化されています。
南くんの恋人
4回のドラマ化がされており、最後のドラマ化が深夜枠だったため知らない人もいるかもしれません。
内田春菊が原作を書いた名作。
ある日堀切ちなみがひょんな事から体が小さくなってしまい、幼なじみの南くんとの青春ラブストーリーです。
荒唐無稽に見えるストーリーですが、意外と見始めるとはまる物ですよ。世代により「高橋由美子、武田真治」版を見たのか、「深田恭子、二宮和也」版、「山本舞香、中川大志」版かというのは分かれます。
放送枠がばらばらでしたが概ね高視聴率を叩きだしており、やはりキラーコンテンツです。
きみはペット
ドラマ化は2度目。1度目は小雪と松潤というコンビでドラマ化され、視聴率は概ね10パーセント越えで好評を博しました。
概ねスミレがモモを路上で拾って同居生活をスタートさせるというストーリーです。
モモという名前はスミレが子供の頃に飼っていたペットに似ているというところから来ています。
2度目のドラマ化はスミレを入山法子が、モモを志尊淳が演じる予定で13年ぶりのドラマ化です。
放送枠はフジテレビの深夜枠でスタートします。詳細は順次発表予定です。
その他の再ドラマ化作品
その他にも再ドラマ化された作品があります。
- 黒革の手帳:2回
- 白鳥麗子でございます:3回
- アルジャーノンに花束を:2回
などですね。今後もヒットドラマのリバイバル化は度々見られるかもしれません。
まとめ
このようにリバイバルドラマは意外とある物で概ね好評を得ているようです。
『きみはペット』がどの位の視聴率を稼ぐのでしょうか?深夜枠ながら少し楽しみですし、人気が出ればキラーコンテンツだと言う証明になりますね。