第88回選抜高等学校野球大会(3月20日開幕、兵庫・阪神甲子園球場)の出場校が決まり、3月11日に組み合わせ抽選会が行われますが、その前に地区と21世紀枠に分けて数回にわたり紹介して行きます。
地区別出場校(西日本・21世紀)
中国地区(2枠)
創志学園(岡山)(5年ぶり2回目)
秋の中国地区大会では南陽工を12-1で下して優勝。今回のセンバツで注目の高田君を要し、ストレート144キロが最大の魅力。甲子園では如何なくこの実力が発揮できればセンバツ優勝も視野に入ります。
南陽工(山口)(7年ぶり5回目)
中国地区大会では1-12で惜敗しましたが、選考により出場決定。春のセンバツでは今まで勝ったことがなく、初勝利を欲しています。今回はその思いを遂げる事が出来るのかが最大のポイントです。
開星(島根)(6年ぶり3回目)
秋の地区二次・三次大会で決勝で大社高校に12-0で惜敗したものの選考され出場決定しました。春のセンバツでは暴れてほしいものです。
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四国地区(3枠)
高松商(香川)(20年ぶり26回目)
秋の地区大会で6-1で明徳義塾を下して優勝。神宮大会も優勝という事で今は勢いに乗っています。甲子園でもこの勢いのままに突き進んでほしいものです。
明徳義塾(高知)(2年ぶり16回目)
超常連校で常に甲子園に来ているイメージがあります。秋の大会では高松商に1-6で惜敗しましたが、甲子園では常連校らしい戦いを見せてほしいものです。
土佐(高知)(3年ぶり8回目)
秋の地区大会では準決勝で明徳義塾に敗退し、涙を呑んだが選考により出場決定。今大会ではどの程度の戦力を保持しているかは未知数ですが、甲子園では全員野球で勝ち上がります。
九州地区(4枠)
秀岳館(熊本)(13年ぶり2回目)
秋の地区大会では、13-2で海星を破り優勝。満場一致で出場決定。エース有村投手を擁して全国制覇を狙います。
海星(長崎)(15年ぶり5回目)
秋の大会では決勝で大敗を喫したものの、選考により出場決定。このほか県大会でも優勝しており、確実に勢いは付いています。センバツでも取りあえず1勝を狙います。
鹿児島実(鹿児島県)(5年ぶり9回目)
地区大会では、準決勝で海星に5-6で敗れ散ったが選考により出場決定しました。しかしプロ野球選手やJリーガーなどを多く輩出する伝統校。今大会は何処まで甲子園で乗れるのかが最大のポイントです。
日南学園(宮崎)(12年ぶり5回目)
秋の地区大会では、準決勝で秀岳館に1-6で惜敗しましたが選考により出場決定。過去に寺原隼人投手などを輩出したこともあり、甲子園の常連校になりつつあります。今年の春も歴史を再び刻みます。
21世紀枠(3枠)
釜石(岩手)(20年ぶり2回目)
東日本大震災から、今年で5年が経過しましたしかしながら復興というにはアンバランスな状態となっており、住民に勇気を与えるための出場となります。
小豆島(香川)(初出場)
2017年に土庄との統合が決まっています。そのうえ練習も選手の自主性に任せ行っています。秋の大会でも高松商を破って優勝した戦績を持ちます。
長田(兵庫県)(初出場)
阪神大震災から20年経過し、復興遂げました。長田は進学校であり通信制や定時制等色々な学び方が出来るようになっています。長田区は震災当時最も大きな被害を蒙った地域です。
ある意味では復興の象徴ともいえます。
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