毎週日曜夜9時から放送されているTBS系ドラマ「下町ロケット」。
当初から話題になっていて、番組の視聴率も高いそうで人気ドラマになっています。
人気ドラマの理由
下町ロケットは第1話から4話までが「ロケット編」として、第5話からは「ガウディ編」としての2部構成になっています。
「ロケット編」はドラマのタイトルどおり下町の町工場がロケットの部品を作って飛ばすまでのドラマなのですが、「ガウディ編」と言うのは医療分野のお話になっています。とは言え、ロケットと無関係ではなく、ロケットの話も織り交ぜてあります。
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視聴率好調
ドラマが低迷している現代において、このドラマは高視聴率をキープしています。
- 第1話:16.1%
- 第2話:17.8%
- 第3話:18.6%
- 第4話:17.1%
- 第5話:20.2%
- 第6話:17.8%
- 第7話:17.9%
- 第8話:20.4%
全ての回で15%を超え、5話と8話では20%を超える高視聴率です。
なぜ、こんなにも人気があるんでしょう?
わかりやすいキャラ設定
個人的な感想と印象になりますがご容赦下さい。
このドラマは何と言っても主人公である佃製作所の社長役「阿部寛」さんのキャラに負うところが大きいと思います。阿部さんのクセのある演技が熱血漢な社長とマッチしていて、その人間臭さに引き込まれてしまいますよね。脇を固める役者さんも素晴らしいのですが、とにかくキャラがわかりやすいです。
勧善懲悪と言ったら少しニュアンスが違うかもしれませんが、「悪い奴は悪い」と言う役柄になっていると思いませんか?
そのせいもあってか、見ていてムカつくと言うか・・・。
逆転のストーリー
第8話まで見ての感想になりますが、ガウディ編も佳境に差し掛かっています。
これまで散々追い込まれ、基幹事業であったロケットバルブのコンペにも負けてしまった佃製作所。人口心臓弁の開発も様々な横やりが入ってとん挫しそうな状況の中、コアハートと言う人口心臓の臨床試験が開始されました。しかし、その患者は死亡してしまいます。これは佃製作所を陥れようとしているサヤマ製作所の作った弁に原因がありそうです。そして、おそらくこれをキッカケにして佃製作所の逆襲が始まって行くだろうと思います。
この様な大逆転のストーリーは見ている方も最終的には「スッキリ」しますよね。
そんな点も好まれている要因なんじゃないかな?と思う次第です。
もちろん、原作が素晴らしいと言うのは言うまでもありませんが。
阿藤快さんを追悼
第8話でコンペに敗れた佃社長が帝国重工を訪れ、財前部長に対して言った
「悔しいですよ!なんだかなぁ!!」
と言うセリフ。
打ちひしがれた表情と場面に、先頃お亡くなりになった阿藤快さんの口癖を持ってくるあたりは泣けました。
意図したものかアドリブなのかはわかりませんが、やりきれない思いを表現するに余りあるセリフだったと思いますね。
第9話はセミファイナルです。
佃製作所の逆転劇へ続くドラマの始りになることでしょうね。
アヤパンもジャーナリストとして登場しますよ。
今からとても楽しみです。