フジテレビの水曜ドラマ「無痛~診える眼~」が始まりました。
ここ最近のフジは、ドラマの視聴率が散々な結果で秋のドラマもどうなるのかが興味が尽きないところですが・・・。
医療と刑事ドラマの融合
このドラマですが、メインキャストとなるのが不思議な力で患者の病状などを透視(なんですかね?)出来てしまう診療所医師の為頼(西島秀俊)と、医療の改革を自らの病院で行う、こちらも不思議な力を持つ医師の白神(伊藤英明)、正義感の強い刑事の早瀬(伊藤淳史)の3人ってことになるんですかね。
ドラマ自体としては、為頼と早瀬が関わり合って毎回起こる事件を解決するストーリーがベースになるのでしょうが、周りにも注目すべきキャラがたくさんいるので久々に
「面白そうだな」
と思いましたね。
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伊藤淳史が似合わない
これは個人的な感想なんですけど、伊藤淳史さんの刑事役は全然似合わないですね。キャラが今までのドラマと違いすぎるって言うのがあるんですけど、なんか無理した演技って言う感じに見えてしまいますね。
伊藤淳史さんって言えば「電車男」とか(古~)「チームバチスタ」のグッチとか、そんな弱弱しいイメージが定着してしまっているので、なんか違和感ありありなんですよね。それでも、このドラマでは頑張って強面な感じのキャラを強引ながらも演じて行くんでしょうけど、どんな風になるのかを注目して行きたいと思います。
犯因症とは
このドラマのキーワードとして出てきたのが
犯因症
と言うもの。
ドラマの中では顔の描写から血管がどす黒く変わって行き、やがて目も真っ黒になって凶悪な描写になっていましたよね。
ドラマの中ではこれも病気の一つとして扱われているようで、この症状によって殺人などを犯してしまうと言うことになっています。
そして、早瀬刑事もこの犯因症の症状を見せていました。このことがドラマのストーリーにどれくらい重要なことなのかも気になるところです。
為頼医師が
「犯因症の治療法についても教えて欲しい」
と言うことを師匠である久留米医師(今は自分の患者)に聞いていたことを思うと、最終的に早瀬の犯因症も治療して行くことになるのかな?と想像してしまいます。
ワケありキャラ続々
ワケありと言えば正直みんなワケありに見えますけど、白神医師も不思議な能力を持っていることはもちろん、医療改革に踏み込んだ背景などにも何か逸話がありそうです。
そして白神の病院にいるイバラが私の中ではワケあり注目トップ人物です。
キャラ設定では「先天性無痛症」を患っていると言うことで、このドラマの「無痛」に通じるところがあることからキーマン的な存在なのではないか?と想像します。
もしかして、無痛のメカニズムを知るためのモルモットになっているのかもしれませんが・・・。想像ですけど。
他にも、ちょっと影のある臨床心理士の高嶋(石橋杏奈)や、その患者であるサトミ(浜辺美波)も注目です。
医療ドラマのような刑事ドラマのような中途半端なところはあるものの、見どころが第1話でたくさん散りばめられていました。
これが2話以降から少しずつ明らかになって行くと言うストーリーを期待して今後も見て行きたいと思います。