第97回全国高校野球選手権大会は組み合わせも決まりました。
個別に各カードの勝敗予想もしているのですが、ざっくりと有力校と言われている高校を含めて
「どこが夏を制すのか?」
を予想してみたいと思います。
夏の高校野球優勝校予想
巷の話題も「どこが甲子園で優勝するか?」と言うことに集まっていると思います。
もちろん、それぞれの地元高校を応援するのも良いですし、ご自分の贔屓にする高校を応援するのも良いですよね。
私も地元の高岡商業には頑張って欲しいと願っていますが、いきなり関東第一と当たってしまったので
「プレッシャーはねのけて高商野球で頑張って欲しい!!」
と思っているところです。
有力校10選
優勝に絡む候補として、巷の噂や地方大会の成績、個人的な印象も含めたデータを元に10校をチョイスしてみたいと思います。
敦賀気比(福井)
春の選抜優勝校で、春夏連覇を目指す我が北陸地方の最右翼校です。
サヨナラで勝った決勝以外は猛打のイメージ健在で大差での勝利で勝ち上がっています。
また、エースの平沼投手も調子は悪くないようです。予選では18回を投げて被安打10とまずまず。与四死球も6と制球も悪くありません。
何よりも春を制した選手の精神力や経験が、夏に生かされれば連覇も決して夢ではないでしょうね。
東海大相模(神奈川)
激戦区の神奈川において全ての試合を4点以上の差で勝ち上がってきた攻撃力と、150キロ級の2枚看板投手である小笠原投手と吉田投手が光ります。両投手とも二奪三振は平均1イニング1個以上。
投打のバランスも良く、実力と言う点においては優勝候補筆頭と言っていいくらいでしょうね。
大阪偕星(大阪)
こちらも激戦区の大阪で、あの大阪桐蔭を準々決勝で破って代表に駒を進めた大阪偕星も候補に選ばない訳にはいかないでしょう。
大阪桐蔭戦と決勝での大体大浪商戦以外は大差で勝ち上がっています。エースの光田投手頼みと言う感じもしないではないですが、攻撃によってエースを支えるダイナミックなイメージがあります。
夏は試合数がポイントになっている気もしますので、やはり激戦区のチームは侮れません。
中京大中京(愛知)
過去にも優勝経験のある中京大中京は、注目の上野投手を軸に相手の攻撃を封じて勝ち上がってきた印象ですが、こちらも決勝以外は3点差以上をつけての勝利です。上野投手も1イニングに1個以上の三振を取っています。
同じ中部圏の高校なので、私情が入ってもいますが優勝に絡む1校となるのではないでしょうか?
仙台育英(宮城)
この名前も外せませんね。地方予選では全ての試合で6点差以上の横綱相撲と言っていいくらいの実力差を見せて勝つべくして勝ち、甲子園に戻ってきたチームです。
春は前評判が高かったものの途中で敗退しましたが、その悔しさも相まってこの夏はかなり期待出来るのではないか?と思います。
こちらも優勝候補で間違いないでしょうね。
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静岡(静岡)
春の猛打が頭から離れないのですが、この夏も猛打は健在です。同じ中部圏校でもあり、ぜひとも甲子園で大暴れして欲しいとの私情もあって選びました。
智弁和歌山(和歌山)
注目の左腕である斉藤投手を中心としたチーム。堅い守りと安定感のある主軸の攻撃によって予選も危なげなく勝ち上がった印象です。
近畿圏のチームは夏に強いイメージを勝手ながら持っていて、投手力のあるチームは優勝に絡む可能性が高いことから選びました。
健大高崎(群馬)
過去3年のデータを見ると、2012年に大阪代表(大阪桐蔭)が優勝、2013年は群馬代表(前橋育英)が優勝、2014年は再び大阪(大阪桐蔭)が優勝となっています。健大高崎は機動力を武器として走ってかき回す戦術のチームじゃないか?とデータを見て思いました。
夏はミスが大きく流れを変える要素となるので、機動力で相手を撹乱することで展開を優位に運ぶ野球で面白くしてくれそうな気がします。
関東一(東東京)
1回戦で高商と当たる相手ですが、打線の破壊力を見ていると「強いなぁ」と感じてしまいます。予選でも全試合5点差以上で勝っています。2ケタ得点も3試合あります。注目されているオコエ選手の活躍にも期待したいですね。投手は3人による継投策が多いようですが、役割を全うすれば安定した戦いが期待できそうです。
花巻東(岩手)
最後の10校目は岩手の花巻東です。こちらも高橋投手が注目投手として挙げられています。27イニングで31奪三振、失点8とやや多めですが、少ない点差で勝ち上がるメンタリティーに期待したいです。
東北のチームとなると、やはり応援したくなりますからね。
優勝校予想
以上の10校から優勝校を選ぶとすれば
優勝候補筆頭:東海大相模(神奈川)
と言うところでしょうか?
投手力が抜けている気がしますね。エースが2人いる様なものです。そこへ持ってきて打線も強力となれば、余程のミスをしない限りは自分たちのパターンで試合を作れるのではないでしょうか?
次点候補:敦賀気比(福井)
私情が入っています(笑)。
ですが、甲子園で優勝したと言う経験は何事にも代えがたいものがあります。平沼投手はじめチームのメンバーには、そう言った数値化出来ない実力があると思いますので、次点候補とさせていただきました。
夏の高校野球は何が起こるかわかりません。また、それが面白いところですよね。
正直、どこが優勝してもいいんですけど、選手の皆さんには悔いのない様に精一杯プレーして欲しいですよね。