フジテレビの水曜10時ドラマ「リスクの神様」。
最近何をやってもことごとく裏目と言うか落ち目なフジテレビにあって、ちょっと期待出来るドラマなのかな?と思っていますが第1話を見損ねたので第2話からの視聴です。
出演も堤真一さんと戸田恵梨香さんなので、掛け合いなんかも注目していました。
第2話の感想
裏番組が日テレの「花咲舞が黙ってない」なのでどうなのかも気になりますが、まずはドラマの設定と言うか基本的な感想から。
このドラマはアメリカの企業や政府関連の危機管理に携わり、数々のトラブルを解決してきた伝説的な危機管理専門家である西行寺智(堤真一)が、日本最大の商社・サンライズ物産社長の坂手光輝(吉田鋼太郎)にその手腕を見込まれ、同社の危機対策室長に迎えられることから始まります。
ドラマタイトルの通り、企業などにいろいろな危機や問題が発生した時に、その問題を解決して行くと言う展開のドラマですね。戸田恵梨香さんの演技にも注目です。
まるでぺヤング
さて、第2話の感想に戻ります。
冒頭の食品からネジが出てくるシーンや、それをネットに流すシーンなどを見てて
「これってぺヤング?」
って思った人が多かったんじゃないでしょうか?
もちろん、ぺヤングはドラマの会社みたいな対応ではありませんでしたが、間違いなくドラマのモチーフにしていますね。
それから、食品会社の社長がどうにもダメなヤツですね。こちらは性別の違いこそあれ、マクドナルドを彷彿とさせてくれます。
なかなか社長が記者会見に出てこないってのは、日本の危機管理ではNGですよ。
でも、こんな対応ってちょっと前(例えば雪印の一見や北海道の精肉偽装だとか)まではごくごく一般的な日本企業のものでしたね。問題を隠ぺいする体質と言うか。
今でこそ、このドラマの西行寺らが言うように事実を公表して謝罪し、可能な限りの対応をするのが当たり前になった感がありますが、そうなるまでには相当な時間がかかっています。
会社のために社員が犠牲になって秘密を墓まで持って行くとかね。
なんか、そんな描写にも見えて面白かったですね。
リストラされて会社を恨む社員と自分の実績のためだけに会社を立て直そうとする社長。全てを人のせいにする社長。
居ますね。こんな人。自力で社長になった訳ではない出世欲の強い実績主義の方ですね。でも人望ゼロなんですよね。
見ててムカッとしたところもありましたが、最後は成敗された感じだったので少しスカッとしました。
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西行寺の父親に何が
第3話以降で注目されるのが、第2話の終盤で出てきた西行寺の父親の存在と、父親が起こしたと言う事件。
そして、それがあったからサンライズ物産に入ったと言った西行寺の言葉の真意。
西行寺がリスク管理のプロになった理由がここに隠されているのだと推測しますが、内容を全然把握していないのでこれ以上は次回以降を見て改めて推理してみようと思います。
そうそう、V6の剛君も出演していますが、なんか良い感じで演技してますね。
私なんかはどうしても「学校へ行こう!!」の頃の剛君のイメージが強くて、なんか
「ちゃんとやってるなぁ」
と言う、ちょっと上から目線なんですけどそんな感想を持ちました。剛君の演技にも注目ですね。
リスク管理は凄く重要なことなので、これを見ながら勉強もさせていただこうかな?と思ったドラマでした。