年末年始やお盆休みなど、お休みが長いと友達や家族などでボウリングに行くこともあるのではないでしょうか?
最近は「コンピューターボウリング」システムになっているところがほとんどで、自分で計算しなくても機械が勝手にスコア計算してくれます。
でも、やっぱり自分で計算出来た方がいいですよね?
ルールについて
ボウリングは、10本のピンを倒していくゲームです。
1フレームで2回まで投げることが出来ます。
10フレームまで投げて、合計のピン数を競います。
遊びの場合は意外と無視しているのですが、レーンには「ファールライン」と言うのがあります。これを超えてしまうと「ファール」になって、その投球は無効になってしまいます。
正式な大会では、ファールラインにセンサーが取り付けられているので足がかかると「ファール判定」されてしまいます。
スコア計算
では、スコアの計算方法について解説したいと思います。
あなたが図のようなスコアだった場合を例に計算して行きましょう。
1フレーム
- 1フレーム目は、1投目が9ピン。2投目で残り1ピンを倒したので「スペア」となります。
- スペアとは、1投目で残ったピンを全部倒した場合のことです。
- スコアシートの上段左側に1投目に倒したピンの数である9を記入します。
- 2投目はスペアだったので、9の右側に図のマークを書きます
※スペアの場合、次のフレームの1投目で倒すピンの数まで得点に含まれますので1フレーム目の得点はまだ書きません
2フレーム
- 1投目が7ピンでした。この時点で1フレームの得点が確定します。1フレームの10ピン+2フレーム1投目の7ピン=17 となります。
- 1投目のピンがボール1個分以上離れた位置で残ってしまった場合を「スプリット」と言います。その場合、倒したピンの数字を〇で囲みます。
- 2投目はピンを倒すことができませんでした。これを「ミス」と言います。スコアシートには「-」を記入します。
- 2フレーム目の得点は、1フレームの17+7=24 となります。
3フレーム
- 1投目でピンを全部倒しました。この場合を「ストライク」と言います。
- ストライクの場合は、図の様なマークをスコアシートに記入します。
- ストライクの場合は、次の投球と次の次の投球分まで(2投目まで)が得点として加算できますので、まだ得点は書きません。
※左に記入する場合もありますが、ストライクの場合は特にどちらでも構わない様です
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4フレーム
- 1投目は9ピン倒しました。前回ストライクなので、3フレームの得点は書けません。
- 2投目はミスでした。この時点で3フレームの得点が確定します。10+9+0=19となり、2フレーム目までの24に19を足して43となります。
- 4フレーム目の得点も確定しています。43+9=52 となります。
5フレーム
- 1投目が8ピン倒しました。
- 2投目は全部倒してスペアでした。ですので、6フレーム目の1投目まで得点は書きません。
6フレーム
- 1投目が9ピンでした。ここで5フレームの得点が確定しました。4フレームまでの得点52点に10+9=71 となります。
- 2投目はミスでした。6フレーム目の得点が確定しているので、71+9=80 となります。
7フレーム以降
以降同様にスコアを計算して付けて行きます。
ここで注意が必要なのは10フレームです。スコアシートにはマスが3つあります。
10フレームは、1投目でストライクを取った場合や2投目でスペアを取った場合3投目まで投げることが出来ます。
ただし、10フレームでストライクを3回取ったとしても得点は30点となり、ストライクの「2投目まで得点出来る」と言うのは適用されません。スペアも同様です。
これで、もし自分で記入するような場面になったとしても大丈夫ですね。
やはり、何でも最低限のルールを知っておいた方が良いと思います。
楽しいボウリングをしたいですね。