NHKの情報番組とでも言うのでしょうか?タモリさんが以前から自分の好みでお題を選んでいるのではないか?と疑ってしまう不定期番組の「ブラタモリ」。
この4月からレギュラー化されていますが、6月13日放送分はなんと函館山についての面白情報がありました。
函館山の秘密
函館山と言えば夜景ですよね。日本三大夜景に数えられ、函館の最も特徴的なくびれた地形がハッキリとわかる一見の価値ある夜景だと思います。
かく言う私も実は昔に行ったことがあります。
この夜景が見られるのは函館山自体の立地は勿論ですが、私たちの知らないことがたくさん紹介されていましたね。
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要塞化された過去
函館山はその立地からも、軍事的な利用価値は非常に高いものがありました。
地図を見れば一目瞭然ですが、西半分が海側、東半分は街を一望にするロケーションになっています。これが自然に作られた山なのですから驚きだと言えます。
明治政府は函館山一帯を「要塞地帯法」と言う法律を適用し、函館山を要塞化しました。そのせいで山全体が軍事機密となって、一時地図から函館山が消えてしまいました。
函館山には砲台も設置され、海からの敵や地上からの敵に対しての万全な対抗施設として機能していたと思われます。
函館山は削られていた
函館山山頂の標高は展望台のある御殿山が334mとなっています。
しかし、要塞化される以前は350m近くあったそうです。
要塞化される時に山が削られたんです。削ることで周囲の視界を確保しつつ、平らにすることによって軍事施設も建設しやすくなりますからね。
函館山は1898年から第二次大戦終戦まで一般人が入ることが出来ず、そのために自然が守られたと言う側面も持つそうです。
今では一大観光地である函館山が元要塞で山も削られていたなんて、ブラタモリじゃないと教えてくれないですよね。
(結構マニアックな視点で解説してくれるのがタモリさんですからね)
「いいとも」が終わって東京への呪縛がなくなったタモリさんの「ブラタモリ」。
毎回楽しみにしています。
タモリさんには、身体に気を付けて頑張って頂きたいものです。