「空のF1」と呼ばれている競技をご存知でしょうか?
レッドブルが主催しているエアレースが幕張で5月16日・17日の2日間日本で初めて開催されます。
エアレースとは
レッドブル・エアレースって一体何でしょうね?
詳細はレッドブルの公式HPを見て頂ければと思いますが、簡単に説明すると
写真のようなコースを周回しながらタイムを競う空のサーキットレースと言うべき競技です。
コースはパイロンを通過することが義務付けられ、そのパイロンを通過する際には飛行機は水平でなければなりません。
また、パイロンを通過する際の高度もチェックされます。
それらを総合して最も早いタイムでコースをフィニッシュ出来た者が勝者になれると言うのが「エアレース」なのです。
アジア人初のパイロット
室谷義秀さんはこのエアレースにおいて「アジア人初のパイロット」でもあります。
当然、日本人初でもあります。
簡単に室谷さんのプロフィールも紹介すると
- 本名:室谷義秀(むろやよしひで)
- 生年月日:1973年1月27日
- 出身地:福島県福島市
中央大学時代に航空部に入ってセールプレーンで訓練を行い空を飛び始める。
20歳で渡米し飛行機のライセンスを取得。
転機となったのは1995年。但馬空港で行われたブライトリング・ワールドカップでアクロバット飛行の凄さに魅せられてその道を志す。
1997年から渡米してアクロバット訓練に励み、2002年からエアショーチームを立ち上げて各地で活動を開始。
2009年からレッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップに参戦し、この年自身最高となる6位入賞を果たす。
日本初開催
このエアレースは日本初開催。
広い意味で地元の日本で戦うことになる室谷さんですが、その戦いぶりに注目ですよね?
日本人だから有利になるのか?秘策はあるのか?
ついついそんな風に考えてしまいますが、ご本人は優勝を狙っている訳ではないそうです。
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100パーセントの力を発揮する
室谷さんは常に
100パーセントの力を発揮する
ことに注力しているとのこと。
その結果が優勝であり、100パーセントの力で優勝出来るチームを作るために努力しているのだそうです。
空を飛ぶ競技ですから、本人の技量はもちろんですが機体の性能や環境、気象条件など様々なことが競技に影響します。
そんなことを考えると、日本開催だから日本人に有利と言えるような簡単なもんじゃなさそうですね。
おそらく、秘策も勝算もこれと言うものはなく、あるとすれば
- 技術
- マシン
- 戦術
は当然ながら、最後は心の問題。つまり本人のメンタリティーで100%に近い能力を発揮する。
これに尽きるのでしょうね。
空のF1レースは何度かテレビでも放映されて見たことがあります。
迫力もあるし見ていて美しい競技でもあります。
室谷さんには日本の空で100%の力を出し切ってもらいたいと思いますね。
頑張ってください!!