春から新しい生活を始める人が多いことでしょう。
進学や就職、転勤などもあるかもしれませんね。
私の息子も大学を卒業して就職しますので、社会人1年生として新生活をスタートさせます。
今回は新生活をスタートさせる準備について書こうと思います。
必需品リストを作りましょう
新生活を迎えるにあたり、必要なものや必要な手続きなど普段やらないことが一気に押し寄せてきます。
その場その場で対応すると時間がかかったり抜け漏れがあったりして二度手間になることもあります。
何事も「段取り八分」です。面倒でも必需品リストや手続きリストなどを作っておきましょう。
新生活への流れ
何をどうするのかと言うことは人によって様々ではありますが、今回は私も経験した大学進学でひとり暮らしをされる学生さんをイメージして話を進めたいと思います。
大まかな流れは
- 部屋探し
- 賃貸契約(入居日決定)
- 電気・水道・ガス等の契約
- 引っ越し手配
- 生活用品の準備(購入)
- 引っ越し
と言った感じでしょうか?
部屋探しのポイント
アパートを探す場合は当然のことながら学校へ通う利便性と、アパート周囲の住環境が重要になります。
学生さんの場合は大学周辺のいわゆる「学生街」にアパートを借りることになると思いますし、それが一番便利で無難な選択だと思います。アパートの斡旋は大学生協でも行っていますし、大学近辺には学生向けの物件を多数持っている不動産屋が数多くありますので、希望物件を伝えて探してもらうのが良いでしょう。不動産屋も毎年のことですから、十分な経験で要望を聞いてくれると思います。
注意しなければならないことは
- 短期間で探す必要がある
- 需要が集中し早い者勝ちとなる
と言うこと。じっくり見て回る時間はあまりありませんので、良い物件を予め写真などで選んでから現地に行って見比べるのが良いでしょう。
最近の学生さん向けアパートにはインターネット回線が付属しているところが多いので、そのような物件を選ぶのが良いと思います。
私も最終的には5件ほど回った上で物件を決めて、その日のうちに契約してきました。
契約を済ませれば、不動産屋から電気や水道、ガスの契約に関して教えてもらい契約しておくようにしましょう。特にガスの場合は立会が必要になりますので要注意です。
引っ越し手配
引っ越しは、自分で荷物を運べる範囲ならば自分で行うことも可能ですが、殆どの場合は引っ越し業者にお願いすることになります。荷物の量などを考えてどの引っ越しサービスを利用するかを調べておきましょう。
学生一人分の荷物で、しかも身の回り品だけならばそれ程の量にならないでしょうから「単身パック」みたいなサービスで十分かと思います。それ以外の机やイス、家具などは思い切って新調してアパートに配送してもらうと引っ越しの荷物が少なくて済みます。
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生活必需品の準備
生活必需品の準備が一番大変です。
簡単に列挙してみると
- テレビ
- 机
- イス
- 照明器具
- ガスコンロ(アパートによっては付いてる場合もある)
- 炊飯器
- 電子レンジ
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 掃除機
- PC、プリンター
- カラーボックス
- 食器
- 包丁などの調理道具
- 調味料
- トイレ周り用品
- お風呂周り用品
- 電源の延長コード
- ふとんなどの寝具
- テーブル(もしくはコタツ)
- カーペット
- カーテン
などなど。
大物の冷蔵庫や洗濯機、電子レンジなどの家電製品は全国展開している家電量販店などで購入すれば、大学のある地域へ配送もしてくれますので便利です。机やイスなどは組み立て式の簡易なものを現地調達しました。4年後には不要になる可能性大と言うことも考えながら物を購入するようにして下さい。私の場合も可能な限り引き取り業者にお願いしたり、息子の後輩などにあげたり買い取り業者に買い取ってもらっていますが、殆どはゴミになってしまいました。
カーテンやカーペットなどは部屋のサイズを採寸してからでないと購入できませんので、これも現地調達が無難です。
テレビを置く台などもカラーボックスで代用しました。高価なものを買う必要はありません。ちょっとした台代わりなどはカラーボックスで十分です。
とにかく、部屋の大きさも関わってきますのでなるべく場所を占有するものは少なくしたほうが良いですし、「4年後には不要になる」と言う前提で物を選ぶことをお勧めします。
引っ越し
最後は引っ越しです。
出来れば、先に部屋へ行って空っぽの状態を写真に撮っておくのが良いと思います。最近は「普通の生活による汚れ」に対する原状復帰に関してガイドが出ていますし民法改正案でも敷金に対する定義を定める様ですから神経質になる必要はありませんが、万一のために引き渡された状態を記録しておくのが自衛策として良いと思います。
後は、引っ越しの荷造り時に段ボールには内容物を記載しておくことをお勧めします。特に、すぐに開梱して使わなければならないものは絶対です。
周囲の確認など
アパートのゴミを出す場所とかゴミの日の確認、スーパーや病院、大学までの経路なども確認しておくと良いでしょう。
何事も初めてのことばかりなので戸惑うことも多いですが、実際に見ておけば生活が始まってからも安心だろうと思います。
今回は大学進学時の準備と言うことで話をさせていただきました。