3月21日に開幕予定の第87回選抜高等学校野球大会。
巷では数々の「優勝予想」がなされていますが。
今回は、そんな巷の情報を交えての有力校を選定します。
組み合わせ抽選は13日
第87回選抜高等学校野球大会の組み合わせ抽選は3月13日(金)午前9時から毎日新聞大阪本社オーバルホールで行われます。
組み合わせでは同一地区からの出場校同士は少なくとも準々決勝まで、また同一都道府県の出場校同士は決勝戦まで対戦を避けるため、ブロック及びゾーンの振り分けが行われます。
すべては組み合わせ次第とも言えますが、下馬評で有力とされる優勝候補を選定しました。
仙台育英(宮城)
ネット上での情報を調査した結果、すべてのサイトで優勝候補に挙げられていたのが仙台育英です。
2年ぶり11回目の出場となる仙台育英は神宮大会を制した優勝候補筆頭となっています。
佐藤投手のフォークボールは超高校級とも言われます。本格派の140キロ越えストレートとの緩急により打者を翻弄することになるのでしょう。
また、打線も郡司選手や紀伊選手など4割超えの怖いバッターが要となり、他の選手も3割超えが4人もいると言う強力打線です。
守備はそこそこと言う評価が多いですが、要は「甲子園では標準以上」と言うことでしょう。
みなさん抜群の評価で優勝最右翼と言うことになりました。
大阪桐蔭(大阪)
多少評価にバラつきがありましたが、それでも昨年夏の優勝校ですから名前が挙がって当然ですね。
2年ぶり7回目の出場。
夏の甲子園も経験した田中投手がエースでチームを引っ張ります。防御率1.74、奪三振数も多く手堅い守備陣と相まって相手につけいる隙を与えないバランスの良さが高評価となっています。
打線においてもチーム打率3割9分と恐ろしいくらいの破壊力を秘めています。さらに特筆すべきはそのうち5割弱が長打。攻守共に高いレベルで春夏連覇を狙うにふさわしいチームとなっています。
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浦和学院(埼玉)
このチームも安定して高評価でした。
2年ぶり10回目の出場。
仙台育英や大阪桐蔭とは違い、江口投手は技巧派と言うべきか。派手さはないが打たせて取るタイプの投球と、堅い守備陣に守られた堅実野球チームと言えるのではないでしょうか?
攻撃も同じく破壊力のあるチームではないと言う評価。チーム打率は3割1分9厘。打撃と言うよりも盗塁などの機動力で点を取るチームでしょう。そう言った意味では打ちあぐんだ場合に脆さが露呈する危険性があるとも言えますね。
県岐阜商(岐阜)
外せないと言う感じで名前が挙がったのが県岐阜商です。
2年ぶり28回目と言う古豪ですね。
高橋投手も今大会注目を集める投手の一人。77イニングで防御率0.47は出場校中2位の成績です。
打線も派手なデータはなく、チーム打率は3割1分4厘と浦和と大差なし。長打も多くないことから、コツコツ当てて出塁してつなぎ点に結びつけると言う堅実野球を実践するチームと言えるかもしれません。
このチームも、相手投手の出来栄えによっては打線が沈黙してしまう危険性があるかもしれませんね。
まもなく開幕する春の選抜高校野球。
選手のみなさんには、日頃の力を発揮して素晴らしい試合を見せて欲しいものです。
頑張ってくださいね。