事あるごとに日本に対して「慰安婦」や「竹島」や「歴史認識」について言及する韓国の朴槿恵大統領。
3月1日の第96周年3・1独立運動記念日でのあいさつでも
「日本が勇気を持って率直に歴史的真実を認め、韓国と手を取り未来の50年のパートナーとして新しい歴史を共に記していくことを望む」
として相変わらずの反日ぶりです。
韓国の歴史こそ歪曲
何を置いても不思議なのは「韓国は戦勝国」と言うこと。これについては既にネット上でも多くの資料や意見・解説がされているので私が出る幕ではありませんが、最近ケント・ギルバート氏がブログで
朝鮮半島は日本の一部でしたから韓国という国家は戦争中に存在しません。いま韓国人と呼ばれる人たちの先祖は、日本人として敗戦の日を迎えたのです。
韓国は戦後、独立国として日本と日韓基本条約を結び、莫大な額の賠償金も得たわけです。国際法の約束として、条約に調印した。つまり結論が出た以上はもう 二度と蒸し返さないのが当然です。そもそも、父親である朴正熙大統領の大きな功績を踏みにじり、世界中に恥を晒し続ける朴槿惠大統領は何を考えているので しょうか。
と書いています。こう言ったことを当の朴槿恵大統領が知らないはずはありませんよね?
お父さんの歴史認識
「漢江の奇跡」を成し遂げた朴正熙大統領は現朴大統領の父さんです。後に「親日派」として殺されてしまうのですが、数多くの言葉を残しています。
「我が半万年の歴史は、一言で言って退嬰と粗雑と沈滞の連鎖史であった」
「(韓国社会は)姑息、怠惰、安逸、日和見主義に示される小児病的な封建社会の一つの縮図に過ぎない」
「わが民族史を考察してみると情けないというほかない」
「われわれが真に一大民族の中興を期するなら、まずどんなことがあっても、この歴史を改新しなければならない。このあらゆる悪の倉庫のようなわが歴史は、むしろ燃やして然るべきである」
まるで今の日本みたいな自虐的な認識ですが、これから見えるのは「韓国の歴史は素晴らしいものであった」とは到底言えないことでしょう。「燃やして然るべき」とまで言っていますからね。でも、どうやら本当に燃やしてしまった様ですが。
さらに朴正熙大統領は李氏朝鮮についても
「四色党争、事大主義、両班の安易な無事主義な生活態度によって、後世の子孫まで悪影響を及ぼした、民族的犯罪史である」
「今日の我々の生活が辛く困難に満ちているのは、さながら李朝史(韓国史)の悪遺産そのものである」
「今日の若い世代は、既成世代とともに先祖たちの足跡を恨めしい眼で振り返り、軽蔑と憤怒をあわせて感じるのである」
と言っています。李氏朝鮮が諸悪だと言っているのです。
そして、日本統治時代に関しては
日本の朝鮮統治はそう悪 かったと思わない。自分は非常に貧しい農村の子供で学校にも行けなかったのに、日本人が来て義務教育を受けさせない親は罰すると命令したので、親は仕方な しに大事な労働力だった自分を学校に行かせてくれた。すると成績がよかったので、日本人の先生が師範学校に行けと勧めてくれた。さらに軍官学校を経て東京 の陸軍士官学校に進学し、首席で卒業することができた。卒業式では日本人を含めた卒業生を代表して答辞を読んだ。日本の教育は割りと公平だったと思うし、 日本のやった政治も私は感情的に非難するつもりもない、むしろ私は評価している。
と評価しているのです。
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世界も気付き始めている
ケント・ギルバート氏のブログ冒頭に記載されていたのが次の文です。
最近はアメリカ人も少しずつ、一部の韓国人が非理性的に日本を叩いている構造に気付いてきました。
自分たちの嘘、それが国家的政策として取られたものであったとしても、世界の目は別なのです。
これと同様に日本もまた自虐史観が問題になっています。歴史の真実とは何か?私自身が学校で教えられた歴史は本当なのか?正しかったのか?これを問い、検証することもまた「歴史認識で真実を直視する」ことになるのではないでしょうか?
様々な説や意見がありますが、本当に日本は単にアジアを侵略するために大東亜戦争を起こしたのでしょうか?
戦勝国でもない韓国がいつまでも自国の都合の良い歴史を押しつけてくるのはこれで良いのでしょうか?
まずは言論の自由を
韓国では「親日発言をすればお年寄りでも袋叩きに遭う」し、社会的にも厳しい状況に追い込まれてしまうと言われます。それすなわち、歴史を正しく評価・検証することが出来ない理由でもあるでしょう。日本統治時代を評価しただけで殺されてしまうのです。こうなれば、残る選択肢は「反日的意見」だけです。
まずは自国の「言論の自由」を保障し、自国内にある本当の歴史認識や意見などにより議論した上で、改めて日本の教科書が「歴史認識を歪曲している」と言うのがよろしいのではないか?と思うのです。