日本テレビバラエティ「世界の果てまでイッテQ」2月22日放送は
「出川哲朗 はじめてのおつかい」
でした。
英会話の真髄を見た
ご意見番として知られている出川さん。
今回の企画は、アメリカはニューヨークに行って
- タイムズスクエアに行く
- 国連本部に行って限定土産を買う
- 自由の女神に行ってリポートする
と言う3つのお使いでした。
番組を楽しく見させていただきましたが、私の英語力も出川さんと大差なく「笑える状況ではない」と言うのが感想でして。
でも、この番組で
「英会話の真髄」
を見た気がしました。
真髄1.物おじしてはいけない
出川さんの素晴らしいところは、
「物おじしない」
と言うこと。
アメリカで出あうのは当然ながら自分から見れば外国人。
でも、彼は分からないことは人に聞くと言う姿勢を貫いていました。
日本人が上手くコミュニケーション出来ない最大の原因はこれではないでしょうか?
「上手く英語が話せるだろうか?」
とか
「私の英語が通じるだろうか?」
と言う思いが先行して声をかけることすら出来ない。
出川さんは相手が女性であれ風体の厳つい黒人だろうが関係なく話しかけていました。
コミュニケーションは相手に話しかけるところから始まるのですね。
真髄2.何でも言葉を発してみる
2番目の真髄は
「とにかく何でも思いついた単語を発してみる」
と言うことです。
出川さんの会話は傍目にはめちゃくちゃな英語でしたけど、でも不思議と会話は成り立っていましたよね?
国連本部を
「ワールドホームセンター」
なんて言ってて、でもそれでは全く通じないことに気付いた。
同じように自由の女神を
「フリーウーマン」
と言って、全く通じないことに気付きました。
そこで諦めずに「ホワイトドール」とか「ホワイトビッグドール」とか、とにかく自分の知っている単語を羅列する。
さらには、ショウウインドウに立つマネキンを指さして「ドール」と言ってみる。
相手は最初発音の悪さから「ドア」と勘違いしていたが、これで「ドール」とわかる。
この展開が素晴らしいと思いました。
そんなやり取りの中から、自由の女神の正しい英語を知ることにつながったのですね。
statue of liberty
上手く発音出来てませんでしたが、結局は自由の女神までたどり着いてましたからね。
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真髄3.身体全体で思いをぶつける
3つ目の真髄は
「とにかく言葉だけでなく、身体全体を使って相手に自分の思いを伝える」
と言うことです。
とても原始的なように思えますが、日本人はこれも苦手な分野ではないでしょうか?
出川さんの行動を見ると、地下鉄に乗る動作や降りる動作などあらゆる動作を交えて相手と会話を試みていました。
傍から見る分には面白かったのですが、その熱心さは必ず相手に通じると言うことですね。
これら3つの真髄を駆使すれば、たとえ私のように英語が上手く話せない人間でも十分なコミュニケーションが取れると言うことを出川哲朗さんが証明してくれました。
素晴らしい英語が話せるに越したことはありませんが、
「まずは自分から話しかける」
と言うことを念頭に、英会話にチャレンジしてみようかなー?と思った次第です。
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