3月21日に開幕予定の第87回選抜高等学校野球大会(春の選抜)の出場校が決まりました。
これから組み合わせ抽選などが行われる訳ですが、気になることはやはり
「どこが優勝するか?」
と言うことになるでしょう。
今回は、過去の傾向などを調べた結果を踏まえて優勝校を予想してみました。
過去のデータを元に予想
今回の予想は、これまで行われてきた選抜大会と夏の大会のデータを調査した上で行いました。
個別校の戦力分析は私なんぞには出来ませんので、あくまで「傾向」を重視した勝手な予想であることを事前にお伝えしておきます。
未年の優勝校の傾向
2015年は未年ですが、未年の優勝校の地区および県を調べました。すると驚くことにある傾向が出て来ました。
- 1938年 広島商(広島)
- 1955年 浪華商(大阪)
- 1967年 津久見(大分)
- 1979年 箕島(和歌山)
- 1991年 広陵(広島)
- 2003年 広陵(広島)
戦争などで一部開催中止となったこともあり羊年の開催は6回です。
その6回中3回が広島県が優勝しています。
2015年大会は広島県からの出場がありませんのでこのデータは関係ないですが、これはちょっと驚きでした。
別の角度で見ると、全てが西日本の優勝と言えますし、選抜地区別に分けると
- 中国地区 3回
- 近畿地区 2回
- 九州地区 1回
となります。このことから、中国地区に3ポイント、近畿地区に2ポイント、九州地区に1ポイントと、先の優勝校排出県にはそれぞれ1ポイントを付与します。
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西暦の末尾が5の年の優勝校傾向
2015年ですから、西暦の末尾が5の年の優勝校を調べました。
- 1925年 松山商(愛媛)
- 1935年 岐阜商(岐阜)
- 1955年 浪華商(大阪)
- 1965年 岡山東商(岡山)
- 1975年 高知(高知)
- 1985年 伊野商(高知)
- 1995年 観音寺中央(香川)
- 2005年 愛工大名電(愛知)
この県に1ポイント付与です。
同じく地区別でも見ますと
- 四国地区 4回
- 東海地区 2回
- 近畿地区 1回
- 中国地区 1回
となりますので、その回数×1ポイントを付与します。
過去の優勝県と回数
第1回から昨年86回までの優勝校(県)と回数を調べました。記載すると長いのでグラフを掲示します。
27県が春の選抜大会で優勝校を輩出しています。
それぞれの県に優勝回数×1ポイントを付与します。
地区別にも同様に優勝回数×1ポイントを付与します。
計算結果
非常に単純なデータ構成による予想になりましたが、結果はこのようになりました。
35ポイントを獲得して
大阪桐蔭が優勝
と言う予想です。
下馬評はともかく、春の選抜データを元にはじき出した極めて安易な予想ですね。
ですが、予想どおりにならない可能性のデータも提示しておきます。
前年夏の優勝校が夏・春連覇したのは4校だけ
大阪桐蔭が優勝するとなれば夏・春連覇と言うことになります。過去にこれを成し遂げたのは
- 広島商 1930夏、1931春
- 中京商 1937夏、1938春
- 法政二 1960夏、1961春
- 池田 1982夏、1983春
の4校だけです。86回大会中4回ですから、確率は4.7%しかありません。
同一地区の夏・春連覇も15回
同じく、同一地区で見ても15回しか達成されていません。こちらは17%の確率です。
いずれにしても、実際の出場校戦力分析を一切行っていないので、あくまで「過去のデータに基づく予想」と言うことでご了承くださいませ。
出場校のみなさん、インフルエンザには注意して練習に励んでください。
甲子園での元気なプレーを楽しみにしています!!