フジテレビ出身のフリーアナウンサーで、朝の情報番組「情報プレゼンターとくダネ!」では現場取材やニュースのリポートをされている長谷川豊さんのブログ
「本気論・本音論」
の記事に共感しました。
この期に乗じた安倍批判
イスラム国による日本人人質に関するニュースは、各メディアがこぞって取り上げそれぞれの意見を述べています。
まぁ、それはそれで良いのですが、この期に乗じて安倍首相や日本政府の対応を批判する輩が多いのには呆れてしまいます。
山本太郎議員のツイッターによるつぶやきや、最近では共産党の池内さおり議員が似たようなツイートをして志位さんに怒られたなんて話も出回っています。国会議員なんだからツイッターでモノ申すのではなく、言いたいなら国会議員らしく正攻法でできないのか?と思ってしまいますよね?
そんなことをズバッと言っているのがこの長谷川豊さんのブログです。一部を引用させていただくと
冗談はやめてほしい。久しぶりにテレビを見ていて、強くどうなの?と思った。大きなニュースに動揺する気持ちは分かるが、これはない、と思う。
金曜日の「報道ステーション」、見た方はいるだろうか?いや、視聴率が視聴率だ。見た方も多いだろう。おそらく、筆者と同じように変な気分になった方は少なくないはずだ。
当該放送では、例のイスラム国を名乗るテロ集団の犯罪行為を扱っていたのだが、ひどかったのは古賀茂明というコメンテーターの見解と言葉だ。耳を疑う言葉が連発され、あまりにも度が過ぎていたためちょっと途中から突っ込み待ちのボケかと疑ったほどだった。
と、冒頭からかなりのハイテンションぶりです。
報ステは朝日ですから
今回やり玉に挙がっているのはテレ朝の「報道ステーション」。
テレ朝ってくらいなので「朝日新聞」系です。かねてからいろいろ突っ込みどころ満載なのですが、今回いみじくも元フジテレビのアナウンサーに突っ込まれてしまいましたね。
これも少し引用させていただくと
「報道ステーション」はもちろん素晴らしい報道番組なのだが、今回は反省を求めたい。報道ステーションのスタッフたちは放送法を柱とするキーステーションの報道メンバーである。放送法には第4条の4項という項目があり、明確に
「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」
と定められている。要は、国民の知る権利を守るために、一方向からの意見を述べるのではなく、こんな意見も、あんな意見もあるのだ、と言わなければいけな い、と決められているのだ。それ守っているので、キー局というテレビ局は独占的にCM広告料をもらい続け、日本でトップの優良なお給料を、これといった競 争もなくもらい続けることが出来るという優遇をされているのである。古賀さんというかなり左方向に全速力なおっさんの妄言も、「そういう意見もある」と言えなくもない。で、あるならば、キャスターを務める古館氏が「ただ、 反対にこういう意見もありますね」と紹介しなければいけないのが放送法に従って放送しているキーステーションの務めである。しかし、当該放送でそのような 明確なフォローが出来ていたようには思えない。
あれじゃ、ただのサヨク意見の垂れ流し報道じゃないか、と批判されてしまうと思う。
と、かなり全うなご意見です。さらに
中でも、「安倍総理は本当は空爆をしたい」発言は許しがたい言葉だ。日本はお金は出したが、あくまで「人道支援」のための資金援助しかしていない。全然目 的が違うじゃないか。安倍総理は何も戦争をしたがってる人間じゃない。そういうサヨク的な妄想はもうそろそろ慎むべきだ。特に第2次安倍内閣以降の安倍氏 はそんなこと、本当に一言も言っていない。なのに、なぜみんなで選んだ一国の総理の足を引っ張るために「作り話」をするんだ。
とたたみ掛けるように突っ込んでます。いや、素晴らしいです。全く同意です。
朝日新聞系列は、やっぱり「慰安婦報道」から何も学んでいないし改善しようと言う気持ちはないみたいですね。
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テロは犯罪で「イスラム国」は犯罪者集団
イスラム国と名乗ってはいますが、別に正式に認められた国ではないのです。
長谷川さんはブログ中で
今回の一件はただの誘拐という犯罪である。
今回の一件はただの脅迫という犯罪である。
今回の一件はただの殺人という犯罪である。
と強調されています。全くそのとおりです。
しかし、安倍首相はじめ日本政府はあらゆる努力をしながら「人命優先」で対応しているのです。それは認めて当然であるし、その中で「こうすべきではないか?」と言う意見が出るべきものではないでしょうか?
私もこのブログで好き勝手書かせてもらってますが、安倍首相に今回の事件の原因があるとは思いませんし、事が起きたのだから日本政府として対応するのは当然であるとの前提から
- もっと良い方法はないか?
- 今後どうするのか?
を自分なりに考えて書かせてもらっているのです。
安易な政権批判はホントにみっともなく映ります。報道関係者は正しい情報を伝える努力をし、政治家は少しでも事態が進展し、今後同様の事態になった場合にも対応できるような仕組みを教訓として残す努力を望みたいものです。
長谷川氏のブログ「本気論・本音論」