民主党の岡田代表は新人事を固めた模様ですね。
挙党体制で臨むそうですが、どう見ても「論功行賞人事」にしか見えませんね。
蓮舫さんは代表代行
まず驚いたのが、代表選に出ると言っておきながら推薦人が確保できないとなると岡田氏支持を打ち出して役職を計算していたと思われる蓮舫さんが代表代行に就くことです。
岡田代表は「女性活用をアピールしたい」と言っていますが、単なるご褒美でしかない人事ですね。
代表選を共に戦った長妻氏も代表代行ですが、こちらも決選投票になった場合の2位・3位連合のご褒美です。
幹事長は枝野さん続投
枝野さんが幹事長続投と言うのも最初から決まっていたこと。
挙党体制と言って細野さんを政調会長に据えたのは、表向き「細野さんは地方や若い議員に人気があるから選挙対策を任せたい」みたいなことを言っているそうですが、長妻さんと細野さんの代表選を争った2人を執行部に入れて挙党体制をアピールするだけでなく、もし(多分、いや、きっと)統一地方選に負ける様なことになれば、責任を細野さんに押し付けるシナリオも描いてのことではないか?と勘ぐりたくなりますよ。まぁ、そうなるんでしょうけどね。
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22日の党大会で正式スタート
新体制は1月22日に行われる党大会で正式に承認されてスタートすることになりますが、前途多難な船出となることは確実でしょう。
岡田代表は野党再編にNOを表明し、その証として枝野さんを続投させた訳ですから野党第一党としての役割がますます重要になります。
しかし、実際には岡田代表への期待はYAHOOで行われていたアンケートでも「全く期待出来ない」と「あまり期待出来ない」を合わせて80%超と言う結果が出てました。
つまり
「誰も民主党には期待していない」
と言うことなのですよ。
その利を享受するのは言うまでもなく安倍総理であり自民党と言うことになります。
岡田さんは威勢よく
「自民党と渡り合う」
みたいなことを言っていましたが、既に岡田さんが代表になった時点で終わった訳です。
これからが見ものですね。