キンキンの愛称で親しまれていた愛川欽也さんが4月15日に亡くなっていたそうです。
愛川さんはテレビ東京の「出没!アド街ック天国」で長らく司会を務めておられましたが、突然降板したことも話題になりました。
降板の理由は明かされてきませんでしたが、闘病によるものだったのですね。
愛川欽也さん逝く
愛川欽也さん(本名:井川敏明さん)80歳が肺がんのために4月15日に亡くなっていたと言う報道が今朝から飛び交っています。
愛川さんと言えば、「なるほど!ザ・ワールド」や「出没!アド街ック天国」などの番組で司会をこなし、その愛嬌のある語り口から「キンキン」との愛称で親しまれ、また奥さまの「うつみ宮土理」さんとはおしどり夫婦としても知られていましたよね。
いつ頃から肺がんと闘っておられたのかはわかりませんが、周囲にはそれを知らせずに仕事を続け、「アド街」降板もキリの良い1000回にするなど気配りの優れた方だと今さらながらに思います。
日本における肺がん
この肺がんですが、日本男性のがん死亡率ではトップの多さ。トップ5を上げてみると
- 肺がん
- 胃がん
- 大腸がん
- 肝臓がん
- すい臓がん
の順になっているそうです。(2013年しらべ)
肺がんの原因
この肺がん、死亡率が高い上に致死率も高く治療も難しい場合が多い印象があります。
主に挙げられる原因は何と言っても「喫煙」ですが、そう言えば愛川さんもヘビースモーカーだった時代がありましたよね。近年はどうだったのかはわかりませんが、データによれば喫煙から30年後に発症するとも言われています。
また、喫煙以外にもストレスなどによって発症する場合もあるそうですから、ストレスを軽減するために喫煙をするなどの悪循環によって肺がんに至るケースも多いのかもしれませんね。まぁ、現在においては喫煙場所も制限されているので、喫煙そのものがストレスになっているようにも感じますけど。
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肺がんは60歳から発症率が上昇
また、肺がんは60歳を超えると発症率が上がると言うデータがあります。
肺の機能はご存知の通り呼吸をして酸素を取り込み二酸化炭素を排出すると言うものですが、長く使えば使うほど空気中のゴミやチリなどによって肺が汚れて機能が低下することは容易に想像がつきます。空気清浄機のフィルターが汚れるイメージを思えばわかりやすいと思いますが。
これに先ほどの喫煙から30年以降のデータを重なれば、当然ながら発症率は大いに上がってしまうことになります。今肺がんになった方の原因は30年前の喫煙だとか、今まで蓄積されてきた空気の汚れやストレスと言うことになるのでしょうね。
葬儀は密葬
話を戻しますが、愛川欽也さんの葬儀はご本人の希望により密葬で行われるそうです。
最後まで周囲に気遣いを忘れない方ですね。
80歳と言う年齢での死は早いか遅いかわかりませんが、愛川欽也さんにとっては充実した素晴らしい80年だったと信じます。
献身的な看病をされたうつみ宮土理さんにはお悔やみお申し上げます。
最後に、愛川欽也さんのご冥福をお祈り申し上げます。