北陸新幹線開業も喜べない地元民の本音とは?

3月14日に北陸新幹線が延伸区間の長野-金沢間で開業します。

悲願の新幹線とも言われ、待ちに待った開業に沿線自治体や地元民は喜びに沸いています。

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北陸新幹線開業

待ちに待った新幹線開業。

こう言った表現がぴったりなのが3月14日に開通する北陸新幹線です。

1997年10月1日に開通した「長野新幹線」は元々北陸新幹線の一部期間。今回はその延伸区間として長野から金沢までが開通する訳ですが、長野開通から実に18年の歳月を要しての開通となったのです。

関西圏分断

北陸新幹線を強く推進したのは富山県でした。

元々、整備新幹線計画の発端は1965年に石川県で行われた閣僚参加の「1日内閣」でした。

当時内閣総理大臣を務めていた佐藤栄作も出席したこの公聴会において、富山県代表の公述人である岩川毅(中越パルプ工業創業者・当時の砺波商工会議所会頭)は、政府に対して東京を起点とし松本、立山連峰を貫通し富山、金沢を経由して大阪に至る「北陸新幹線」の建設を求めた。東海道新幹線の開業からわずか1年足らずの時点で、北陸新幹線の構想が発表されたのである。この提案に、鉄道官僚出身の佐藤も興味を示した。

(Wikiより引用)

そして、今回開通により数々の不便を強いられるのも富山県と言えます。

最も大きな障害は、関西ルートが分断されてしまったことです。

従来は、大阪-富山間直通で特急サンダーバードが走っていましたが、新幹線が金沢まで延伸することで富山から関西に行くには金沢で乗り換える必要が出てきます。仮に敦賀まで延伸されても分断状態は続きます。所要時間からも富山は今後関西よりも関東との結び付きが強まることが必至でしょう。

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並行在来線

次に課題となるのは並行在来線。

石川県、富山県、新潟県それぞれが並行在来線は「IRいしかわ鉄道株式会社」、「あいの風とやま鉄道株式会社」、「えちごトキめき鉄道」が引き継ぐことになりますが、地元住民とすれば利便性が大きく損なわれることが大きな問題です。特に、従来は同じJR西日本だった富山-金沢間も会社が跨ぐことになり、「あいの風とやま鉄道」が導入するICカード「ICOCA」が使えないなどの問題も出てきています。

駅前整備事業の遅れ

富山駅周辺では、新幹線開通に伴う周辺整備事業によって駅舎の高架化に伴う南北一体化整備が進んでいますが、それらが全て完了するのは開通から3年後と言われます。早くから駅の高架化を進めていた金沢や福井と違い、取り組みの遅れが如実に目立つ様子も富山県民にとっては不安を表す要素の一つ。

盛んに観光客を誘致しようと官民挙げて努力されていますが、「人の流れは金沢へ行ってしまうのではないか?」と言う不安はぬぐい切れないものになっています。富山には「立山黒部アルペンルート」と言う観光資源がありますが、その玄関口として有名になっているのは富山ではなく長野です。これらは富山県の観光戦略が未熟だったと言わざるを得ません。

このような悪例があるからこそ、手放しで開業を喜べない地元の本音が存在するのです。

代替新幹線として早期全線開通を

北陸新幹線は、東海地震などの不測の事態により太平洋ルートが遮断された場合の代替ルートとしての役割も担っています。現状では敦賀以西のルートが未定であり、フル規格かフリーゲージかなどの問題も残されています。

 

これらを早期に決定し、一日も早い代替新幹線として全戦開通を望みたいものです。

 

 

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