「NHK紅白歌合戦」の出場者が発表になりました。
もともとの発表段階では長渕剛さんが白組に名前を連ねているだけだった(現在もその状態)が、サプライズでサザンオールスターズの出場が内定しているとの情報が流れています。
このお二人には30年前の騒動による「確執」があるとされ、両者出場となった場合の騒動再燃に注目が集まっています。
30年前に何があったのか?
そもそもこの二人には、30年前に一体何があったのか?
コトの発端は長渕剛さんがサザンとコンサトをジョイントしたことから始まったらしい。サザン主催のコンサートだったために、出演順は長渕剛さん→サザンオールスターズとなったが、
「サザンの前座なんて聞いてない!!」
と怒ってしまったらしいのです。
これがキッカケで二人の交流も断たれてしまいました。
すべての歌に懺悔しな!!騒動勃発
1994年10月に発売されたシングル「祭りのあと」が騒動のキッカケとなったらしい。
その中の歌詞「すべての歌に懺悔しな!!」と言う部分が、特定のロックミュージシャンを指すとマスコミが騒ぎだし、それが矢沢永吉さんと長渕剛さんであると決めつけて報道し、それが過熱した結果が騒動にまで発展してしまった。
これに対し、桑田さん側は事務所を通じて
「この歌詞は自分も含んだロックシンガー、ミュージシャンを揶揄したものである」
とのコメントを発表し、長渕剛さんと矢沢永吉さんにも謝罪文を送ったとあります。
誤解を生んだ歌詞ですが、Wikiによると以下の内容とのこと。(以下、引用)
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「女に媚を売る」(国生さゆりとの不倫報道を連想させる)
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「大学出たって馬鹿だから 常識なんかは通じねェ」(これに関しては長渕、矢沢、そして桑田本人にも相当しないが、長渕と桑田は大学に在籍歴がある)
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「スーパースターになれたのは、世渡り上手と金まかせ」(長渕のシングル曲「SUPER STAR」を連想させる)
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「クスリにゃ目がない バカヤロ様」(長渕が大麻で逮捕される前に発売されており、予見したと言える)
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「どこかでパクった小言を連呼する」(当時長渕の作品が相田みつをの詩を引用していると話題になっており、盗作発覚当時は補作詞表記に変えられたが、現在は”作詞:長渕剛”と全て自作表記に戻されている)
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「テレビにゃ出ないと言ったのに ドラマの主役にゃ燃えている」(「順子/涙のセレナーデ」をリリースした頃に当初テレビ出演はしないと発言していた)
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曲の最後に桑田が「いらっしゃい」と呟く(この曲をリリースする2年前に長渕が東京ドームのライブにおいて開口一番呟いた言葉と全くもって同一)
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関係者は戦々恐々?
このような事実があったこともあり、関係者も気が気ではないらしい。長渕剛さんはNHKホールで出場し、桑田さんは横浜アリーナから中継で出場とのことらしいので、二人が直接顔を合わせることはないが、紅白と言えば「生放送」であり、何が起きるかわからない怖さがある。
まさに「戦々恐々」と言った具合らしいのだ。
終わったこと
実際に当事者がどう思っているかはわかりませんが、年の最後を飾るイベントで大の大人が20年以上も昔のことを蒸し返すなんてことはさすがにないだろうと思いますね。終わったことです。
それよりも、2014年を締めくくる素晴らしいステージパフォーマンスを期待したいところですね。